2017年04月25日
社葬は主催者にとっても大切な儀式です。くれぐれも失礼のないよう、注意しましょう。費用は、葬儀式の規模(会葬者数・会場など)、企業の規模、故人の社会的地位などによって大きく異なります。費用がいくら位かかるのかは、社葬の決定を行うとき、事前に概算把握しておく必要があります。
経費は、福利厚生費として計上し、損金処理することができます。経費を損金処理するためには、取締役会で決定された議事録と領収書が必要となります。そのため、すべての出費に対して領収書を取っておかなければなりません。
ただし、かかった費用が過大であると税務署に判断された場合は、故人への退職金や賞与の一部とみなされることもあります。参列する際の服装等は一般的な葬儀に参列する際と大きな違いはありません。しかし、会場で知人や取引先の人に出会っても、あまり大きな声で話しかけたりするのは控えた方が良いでしょう。葬儀は故人にとって人生最後のイベントとも言えます。
特に社葬は、故人を送り出すだけでなく企業にとっても、ひとつの時代が終わり、新たなる出発へと向かうための大切な儀式です。そのため、ここに参加する会葬者にとっても、失礼にならないような参列のマナーを心掛けることが必須となります。電話で訃報を受けた場合には、「いつ」「どこの」「だれが」亡くなられたのかを確認します。
そして、通夜・葬儀の日時と会場を確認します。弔電を打つ際に必要となりますので、喪主名・住所・電話番号なども忘れずに聞いておきます。故人と関係が深い場合は、訪問します。
この際は平服で構いません。参列できない場合は、弔電を打ちます。弔電の宛先は喪主名とするのが一般的です。弔電の届け先は原則として故人の自宅です。弔電の受付時間は午前8時から午後10時までとなっています。午前8時から午後7時までに打った弔電は当日中に配達されます。通夜の弔問は平服でも構いませんが、できれば略礼服で参列します。
特別な場合を除いて、周りの状況や時間を見計らって辞去します。葬儀に参列できない場合は、その旨を伝えます。もし、通夜ぶるまいの席に案内された場合は、無暗に断るのではなく、一口だけでも箸をつけるようにします。また、お悔やみの言葉は、あまり流暢にならないようにします。参列する際の服装は、通常は略礼服、やむを得ない場合は、地味な平服に黒ネクタイ、黒靴下、黒靴でも構いません。女性は黒のワンピースを着用します。真珠以外のアクセサリーは外します。会場では、コートなど防寒具を着用するのは避けます。
仏式では、数珠は合掌する時の必携品なので、必ず用意するようにしましょう。受付では、香典を渡し、名刺を出すか会葬者芳名録へ記帳します。葬儀後は、出棺がある場合はお見送りをするのがマナーです。
(参考)
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