2019年09月08日
近年では人生のラストをしっかりと後悔がないように迎えることができるようにと、終活を行う方も少なくはありません。葬儀や資産などの分配など望んだように、更には大切な家族などを揉めさせないためにもやはり遺書を用意しておくことは必要となります。
しかし、自身で作成をされる場合には無効にならないように気を付けなくてはいけません。無効となるパターンとしては実筆での作成ではないということです。氏名だけ実筆なら有効だろうと思われるかもしれませんが、パソコンなどで作成したものは本人が書いたものではないと無効になることが多いとされています。
また、無効になるパターンとしては日付を記入していないというようなケースもあります。西暦と月だけを記入していても日付がないと無効です。このように、実は遺言書におけるルールというのは細かく厳しいものであると言えます。
最近では作成におけるルールを書いた本なども販売されており、自己判断で完璧に書けたと安心されている方もいますが、きちんと書けているかどうかというのは分かりにくく、保管などにおいても迷われることと思います。
そのような場合には用意した遺言書が有効であるかどうかは最終的にはプロに確認をしてもらうことが必要です。