2019年11月06日
現在では8割が葬儀を斎場で執り行っているので、自宅葬を行う人は1割もいないことになります。理由の1つは、自宅で安楽死というワケでなく、病院で亡くなる方がいるからで、マンションなどの集合住宅では近所付き合いなどが希薄です。
そうしたことからも斎場へ遺体が運ばれています。しかし、家族葬にもメリットはたくさんあり、自宅の規模によって大勢の弔問客を迎えることができる上、葬儀費用も安価に抑えることができます。何より、故人が愛する遺族と、長年住み慣れた愛着ある自宅にて別れや偲ぶことができます。
いわゆる、家族葬のように親しい人だけで葬儀を行うことも、自由葬のように故人の希望を叶えることもできるのは自宅葬のメリットです。しかし、マナーやルールもあります。戸建てならばまだしも、マンションなどにおいては住民の方から理解を得ることも必要です。
弔問客が多いのならば、玄関口や駐車場などが立て込みがちになります。こうしたマナーやルールを踏まえて葬儀会社にサポートをお願いしましょう。葬儀の内容も、しきたりに捕らわれずに行えますから、喪主の務めがあまり分からない、挨拶の言葉もたどたどしい、そうした内容でも構いません。
その人らしい、故人を思う気持ちとなる葬儀を希望できます。白黒のクジラ幕を張るだけでも構わず、白木の祭壇もランクを下げても問題なく、その人らしさがメリットです。